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亡父の友人に感謝。

信号待ちをしながらこちらの店を見つめてくれるご老人がいました。

道路を渡ってウインドーの眺め、店頭に飾っている写真をずーっとみている。

どこかでみたことのあるような人・・・と思いながら 眼が逢うと ニコッとして下さる。

まさかと思いましたが、亡父と親しかった父のお友達でした。

 

私が中林へ嫁ぐときに嫁入りの荷物を運んで下さった運送屋のおっちゃんでした。

私に逢いに・・・・ と 古い町並みを見に来たんだ と おっしゃいました。

 

嫁いで32年、父が亡くなって10年 運送屋のおっちゃんは亡父と同い年だから88歳

少し、耳は遠くなっておられていますが、大阪、旭区から電車を乗り継いで一人で来られる元気さは

運送業を長男に任せているけれど、事務的なことは手伝うという現役がパワーの源なのか・・・

今まで、さほどお話もしたことなかったのですが、亡き父を語り昔話に花を咲かせる会話に

老春謳歌 実践中のおっちゃんに人生の先輩として見習うべき姿 見せてもらえました。

 

バックすることなく婚礼荷飾り荷物を運んで下さった和田運送のおかげで

32年間、ちょっぴり横道にそれかかりそうになりましたが、

常に気持ち前向きで、今では、腰 ドンと落ち着きました。